三鷹市市民協働センター

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【開催報告】トークセッション「食でつながるサードプレイス~まちの中の多様な場づくり~」(10月28日)

2017年10月29日

10月28日(土)の18時からトークセッション「食でつながるサードプレイス~まちの中の多様な場づくり~」を開催し、32名の参加がありました。第16回みたか市民活動・NPOフォーラム「みたか わの縁日」の開催期間中ということで、いつもとは違った雰囲気の中で行われました。

初めに、okatteにしおぎの竹之内祥子さんからお話しいただきました。戸建て住宅をリノベーションし、「食」をテーマにしたパブリックコモンスペースと賃貸住戸(4室)として運営していくことで、登録メンバーがそれぞれイベントを企画したり、メンバー同士の交流が生まれたりすることや、半分閉じて半分開いている縁側のような場所になっているokatteにしおぎのおもしろさについて、ご自身の分析を交えて説明していただきました。

次に、恵比寿じもと食堂の末岡マリコさんからお話しいただきました。恵比寿新聞の事務所1階のお座敷を利用して、親子連れで来られ、地域のおばあちゃんや高校生も食事を作りに集まる場について説明していただきました。「じもと食堂を始めるまでに企画書を200人くらいに会って説明した。」という末岡さんの行動力には参加者のみなさんも驚いていました。また、生産者から直接話を聞いたり、近くの畑で実際に野菜を作ったり、被災地支援をおこなったりするなど、「食」を通じた様々な活動についても伺うことができました。

続いて、共奏キッチンの青柳彰一さんからお話しいただきました。これまで様々な場所でイベントを行ってきた経緯とその中で起こったことについて伺いました。その中で、「サードプレイスではナナメのつながりができる」「主催者ができるだけ『しない』ことが大切」など、活動をしてきて気づいたことや大切にしていること、これから目指す共奏キッチンのビジョンについても聞くことができました。

最後に、三鷹市内で活動している「enchante de connect~つながりのはじめまして~」のル・モアン直美さんから、ご自身が三鷹駅前で毎週日曜に行っているラジオ体操、地域と世界をつなげるためのローカルツアー、食でつながるワンデイシェフ・レストランといった活動について、始めるに至った思いを含め、お話しいただきました。

みなさんにそれぞれお話しいただいたあとは、ル・モアンさんがコーディネーターとして、会場からゲストスピーカーへの質問を伺ったり、そこからさらに話を広げていったりと、会場が一体感を持つ時間になりました。

~参加者の声~
♪3時間が短いくらい濃い内容でした。  ♫「食は人と人とをつなげる」というのは素敵な言葉でした。
♬インターネットなどで事例を見たことはあったが、実際に話を聞くことで実感がわきました。
♪お三方それぞれ、想いや熱さに個性があり、違いが面白かったです。

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